忙しくなにかと不規則になりがちな現代社会生活では、栄養バランスの良い食事を摂ることによって、生活習慣病や成人病になるリスクを軽減することができます。外食はもちろん、ファーストフードやコンビニで食事を済ませることが多い人は栄養バランスについて注意が必要です。

理想的な1日の食事は、主食(ごはん2~3杯)、副菜(野菜の小さいおかず4皿)、主菜(目玉焼き1個、納豆1個、ハンバーグ1個など)、乳製品(牛乳1杯など)、果物(みかんなら2個)を朝昼晩に分けて摂取することです。特に朝は時間がないために朝食を抜きにする人も多いですが、手軽に摂れるスムージーやバナナ1個とヨーグルトでもいいので、基本の食事の中から何か食べるようにすると食生活が向上します。

現代日本人に不足している栄養素に、カルシウムとビタミンDがあります。カルシウムはチーズや牛乳などの乳製品、ほうれん草・小松菜などの緑黄色野菜、小魚やひじきなどの海藻類、大豆や厚揚げなどの大豆加工品に多く含まれています。カルシウムを腸から吸収するのに必要なビタミンDは、乾燥きのこ類や卵黄・魚類から摂取できます。ほうれん草とえびのドリアや、厚揚げとひじきの煮物など、美味しくて骨も丈夫になるレシピはたくさんあるので、ぜひチェックしてみましょう!