健康食として知られている玄米ですが、白米と比べて硬い&炊飯時間も長くかかるイメージが強く、なかなか浸透していないのが現状です。マクロビオティックや菜食でも勧められている玄米は、ビタミンB1とビタミンE、食物繊維を多く含んでいます。美容とダイエット効果も高い玄米を美味しく摂取しましょう。
まずは玄米を洗ってゴミやホコリを落とします。この時に表面に傷をつけるように合わせながら洗うのがポイントです。次に水と塩を入れて6時間以上浸します。塩を入れることで、ぬかや胚芽の臭みが取れ、水の吸収率が高まりふっくらと炊けます。圧力鍋の場合は蓋をしっかり締めて、高圧になるまで強火、その後は弱火で15分から20分ほど炊きます。10分ほど蒸らし、さっくり混ぜて出来上がりです。炊飯器の場合は、水を加えて玄米モードで炊きます。
和食のイメージが強い玄米ですが、洋風にもアレンジ可能です。玄米を使ったトマトリゾットは、白米と違い長く調理してもクタクタにならないので、玄米の形をキープしたまま全体の味がしっかりしみ込んで味わいのある食感を楽しめます。玄米と豆腐を合わせれば、ニョッキだって作ることができます。余った玄米を使ったサクサクした食感のキッシュや、ポテト代わりに玄米とチーズを合わせた濃厚マクロビコロッケなど、創作意欲をそそるレシピがたくさんあります!